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2017年3月22日水曜日

大長編ドラえもんの感想をたらたら綴る その25(のび太のワンニャン時空伝)

赤ボックスは買わなきゃよかった...


今度のドラえもん映画のポスターが評判良いですね。
中身も評判良いといいですね。
ネタバレ前提感想文です。








ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004)

のぶ代ドラの大長編もついに最後です。原作短編「のら犬『イチ』の国」がもとにはなってますが、前作同様カット&ペーストの再構築は非常にお上手になったと思います。世間的にも後期のぶ代ドラでは比較的評価が高い作品...なのかな。多分。タイムパラドックスなオチとか、ストーリー全体としての出来が良いですもんね。ただ、個人的にはあまり好きじゃない、っていうか嫌いな作品です。


顔がでかいからや
前作から急激に変化を見せていた作画が、今作も更に色々手が加えられております。個人的にはキャラクターの顔と体のバランスだとかが気持ち悪く感じてしまいあまり良い印象はなかったですが、より今っぽい(って言っても10年以上前の"今"だけど)作画になったってことなのかな。
あと最後の最後となった作品でこんな文句をつけるのも無粋ではあるのですが、でもまぁ一つの作品として発表してある以上言われるのもしょうがないと思うんですが、主要メンバーの声優陣にやはりだいぶキツさが出てきております。特にガキ大将。そもそものセリフ自体があまり良くない(やけに堅い、子供らしくない言い回し)ってのもあるんですが、なんか急にどうしちゃったのかな、と個人的には感じてしまいました。そういう意味でもこの後声優陣一挙交代は必然だったのかなと個人的には思います。


はいはいかわいいかわいい
もう一つ気に入らないのが、ゲストキャラクターと主人公たちの別れ際のシーン。のび太とドラえもんはまぁわかります。でも他のキャラクターはほぼ初対面じゃないのってくらいしか絡みがなかったのにあのお涙頂戴なお別れシーンはちょっと素直には受け入れがたかったです。シャミー(CV:かないりか)が歌うときだけ島谷ひとみさんの声になる。っていうのも、それだけならまぁなんとか消化できましたが、島谷ひとみさんが別の(台詞の少ない)キャラクターの声で出演しているっていう誰も得しなそうなキャスティングが用意されていてイライラしかしませんでした。歌手及び俳優の声優挑戦はほんとやめてほしいですが、やるんだったらやりきれよ。


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